2024/11/18 11:54
つづき (「自由」と「制限」~前編 ~)

人は自由を求めているようで、実は制限を求めていることに気付かない
制限が必要であるということに
「好きにやる」「自由に行動する」というルールが創り出されているとも言える
つまり、何をするにも制限が生まれる
世界どころか、自分の内側(思考や意識)までも「制限」が取り巻いている
「決める」と同時に「制限」が生まれる
「決断」=「制限」だ
判断するということは、己にその方向性への制限を課したことと同様である
そう考えると「制限」というものも割と悪くない
今の世界に渦巻く制限を、工夫を凝らして乗り越えることに楽しみを覚えれば良い
絶対的な“完全なる自由”というものは存在しない
「制限の中での自由」
それこそがこの世界で求められている「自由」というものの中身だろう
終わり