2025/01/04 11:30

一昨日、「一体化」について書いた。
“内と外”、“心と身体”の「一体化」。
これは、本来の「自分」であるための手助け。
云わば、個の確立。
真の自分を保つことが出来るのは、それだけで十分素晴らしいのだけれど、
ただ、これだけだと = 孤立 = を生む可能性がある。
だから、次のステップ。
「一体化」のその先。
自他の「一体化」。
これが「融合」。
融合は、社会との「調和」を生む。
これがかなり難しい。
僕は、なかなか出来ない。
良くない表現だけど、
表面上の融合、うわべの融合なら僕はかなり得意だ。
ちゃんと立ち回って、人間関係だって良好に保てる。
ただ、それは自分を犠牲にしていることが多い。
そして、そこに落とし穴もある。
自分を犠牲にしていると感じる時、
自分が少し悲劇のヒーロー・ヒロインかのように入り込んでしまいそうになるが、
その時は得てして、実は相手も同じように感じている。
どちらもうわべの立ち回りで、どちらもハッピーではないことが実は起きている。
自分を保ちつつ、相手のこともしっかりわかってあげられること。
お互いが妥協なく気持ち良くいられること。
本当の意味での「融合」。
これは本当に難しい。
やり方は、わからない。
相手とよく話すことなのか、相手をよく観察することなのか、
その場の何かを感じようとすることなのか、
きっと、それぞれの経験や気付き、タイミングによるものだろうから答えはわからない。
他人と接するとき、
「あぁ、この人も自分なんだ。」
と、自分=他人と思える時に、「融合」は生まれると思う。
自他の一体化。
自分と他がひとつの感覚になれば、
本来の自分のまま、無理なく社会に溶け込んでいける。
自然と受け入れてもらえる。