2025/02/11 11:30

夢の中では、「つじつま」が合わないことが起きる。
急に場面が変わったり、
全く面識のない知り合い同士が仲良くしていたり、
銃で撃たれても痛くなかったり、
空を飛んだり。
他にも、まだまだ限りなく起こる。
でも不思議と、
夢の中ではそれを当り前のこととして受け入れている。
現実ではそうはいかない。
「つじつま」が合わないことは、納得できないし、
なんとか「つじつま」を合わせようと試みる。
「つじつま」が合わないと、推理小説も成り立たない。
“結果には原因がある”
“時間は一定のスピードで進むもの”
そういった“常識”・“普通”という共通概念に当てはめようとすることが、
「つじつま」を合わせることのようでもある。
「つじつまが合う」と確かにスッキリするかもしれないけど、
「つじつまを合わせよう」とすると、苦しいことの方が多い。
夢の中(意識の世界)には、そんなものは無い。
意識はきっと「つじつま」を求めていない。
もっと自由だ。