2025/02/22 11:30


僕は「小心者」だ。

初対面の人と話す時、必ずといって良いほど汗が吹き出す。

自信のなさの表れなのか、電話越しですらそれは起こる。

一人で汗をかいている。

相手を意識しすぎる感がある。


“人見知り” とか “緊張” とも言えるけど

要は「小心者」なんだと思う。


ときに「頭」と「心」を騙し冷静を取り繕ってみても

「身体」が反応してしまう。


この汗がまたじわじわと滲み出る汗なら良いものの

玉の汗が、雨が降るように流れ落ちる。

滝のような汗。

頭の中の毛穴が開き、かなり多くの水分が熱気と共に一気に吹き出すらしく

大粒の汗となる。

その暑さと止らぬ汗のせいで、僕は余計に焦りを生じる。


こうなるともう、全ての汗が出っきるまで熱気は止らない。

朝から、いや、寝ている間から溜め込まれた熱&水分が

このタイミングで全て放出される感じ。


何故そう思うかというと

一度この汗が出たら、その後初対面の人と話したとしても

その日はもう、それは起こらない。

だから、正確には

その日1日で初めて初対面の人と話した時に「小心者」が発動する。


そして、これも不思議なんだけど

昔馴染みは別として

既にあったことのある知り合いでも

久しぶりに会って話すと、まるでリセットされたかのように

初対面時と同様「汗かき小心者」が顔を出す。


なんでかなぁ、治したいなぁ、とも思うけど

きっと地道に心の成長を促して様子を見ていくしかないんだろうな。


“どんな局面にも心と身体が動じない人が羨ましいな”

と思った、土曜日の朝。