2025/03/12 11:30


少し湿気の漂う雨上がりの夜。

昨夜は久しぶりに、風呂上がりの夜散歩


もやっとした空は、思いの外明るさがあった。

月をうっすらと覆う雲には、まぁ~るく虹色が広がっている。

地面に目を向けると

水が敷かれたアスファルトには、夜の世界が映り込んでいる。


普段とは違う世界。

少しワクワクしている僕がいる。


いつもながら、人の姿はない。


実は少し気になっていたことがある。


僕は、静かな散歩を好む。


だからこそ、願ってもないことなんだけど

そこまで人並外れた時間帯ではないのに

望みを見透かされたかのように人がいないことが多い。


不思議なことに

何かがあえて人払いをしてくれているような感じ。


ありがたい。


夜は公園のベンチには座らない。

だって、そこでぼぉ~っとしている人がいたら

みんな怖がるでしょ?


あと、もし夜道で前方を女性の方が同じ方向に歩いていたら

極力、道幅の逆サイドから

不自然でないスピードでなるべく早めに追い越す。

ずっと後ろを歩かれるのも怖いだろうし。


夜のマナーとして

僕にもそのくらいの配慮はある。


今日は、他愛もない夜散歩のお話し。