2025/06/23 11:30

この時期よく地面に見かけるようになるミミズ
ミミズを見て思うことがある
自己防衛が足りない
土手を歩くと
数えきれないほどのミミズが
アスファルトの上で干からびている
きっと夜のうちに出てきて
茂みにたどり着く前に陽にさらされ
上からも下からも熱さで焼かれ
動けなくなり
その場で息絶えているのだろう
昔から思っていた
バカだなぁ、と
生存に関わることなのに
なんで他を見て学ばないのだろう
と思ったら
ミミズには目がない
なるほど
でも同じ種の死臭みたいなものを感知できるんじゃないか?
と思ったら、鼻もない
ミミズは目・鼻・耳がないらしい
頭部に光の感知器があるらしく
紫外線から逃れることができるそうなんだが
干からびている状況を見ると
機能が弱いように思える
種の存続のための生殖に関わる原始的な脳はあるらしい
そんなミミズだけど
すごいところもある
再生力が半端ない
半分にちぎれても再生して生きている
残念ながら2匹に増えることはないけど
全半身が再生して、後半身は死んでしまうようだ
土を綺麗な肥沃な土地にしてくれる力もある
一長一短
どんなものにも長所と短所がある
良いところを見て活かす方に目を向けよう
その方が、みんなが気持ちのいい状態でいられる