「何者」か

自分が「何者」であるか

どんな人物であるか

肩書きや職業、仕事内容、過去の出来事・実績を

一切語ることを禁止した際

自分が「何者」であるか直ぐ語れる人は少ないと思う

自分の思う自分はどんな人なのか？

名前、年齢、今の住所、出身や家族構成

身分証明的なことまでは言えるかもしれない

その先は？

自分の内側を語る必要が出てくる

生き方、モットー、価値観、倫理観、理念、趣向

自分を形成する核となる部分

何を大切にしているのか

精神的な部分

他人には見えない部分（せかい）

ほとんどの人が「何者」かになるために

いくらでも取り繕うことが出来る外側の部分を

形造ることに躍起になっている

他人に”すごい”と思われる「何者」かになろうとしている

他人の”すごい”は、他人の数だけある

それに応えることは本当に必要なことだろうか

何が言いたいかというと

自分というものを見失って生きている人

自分を蔑ろ（ないがしろ）にしてしまっている人

が多すぎるということ

僕もそうだし、みんなにも

もっと自分を生きて欲しい

自分を語れるようになってほしい

自分の存在が何たるかを自分自身が知っている必要がある

それがわかっていれば

きっと余計なことで揺らがない

深く深く

ゆっくりと時間をかけて

自分の内側を追求する

それはとても大切なこと

そんなことを思った朝