天然石の仕事をしていると

というか、石に興味があると

（だから仕事として楽しんでいるんだけれど）

至る所の石に目がいく

線路に敷かれた石なんかも、そのひとつ

何でどの線路も石が敷いてあるんだろう？と

疑問が湧く

「線路の石」にはもちろん意味・役割がある

「線路の石」は”バラスト”（もしくはバラス）と呼ばれ

1.列車の重さを支え負担を分散させる

2.振動を吸収して乗り心地を良くする

3.排水を促進する

といった役割があるらしい

素材としては、玄武岩や花崗岩といった

硬くて割れにくい火成岩が使われていて

丸みを帯びていない角張った形をしており

石同士の抵抗によって枕木をしっかり固定することで

レールと枕木が沈むのを防いでいる

なるほど

特性や形状が上手く活用されていることがわかる

他にもたくさん、石は様々な場所で活躍をしているし

生活を支えてくれている

そして、もちろん石だけではなく

この自然・地球・宇宙

この世の（あの世も？）全てのエネルギーの恩恵を受けて生きている

小さな石ひとつから

“在る”ものの大切さを感じた朝