2025/10/14 11:30




遠くのものが、良く思える


でも、大切なものや良いものは

実は、とてもすぐ近くにある


“灯台下暗し”


僕は、東京スカイツリーがよく見えて

行こうと思えば割とすぐ行けるところに住んでいる


もちろん何回か行ったことはある


でも、ソラマチを見て周りお茶をするくらい

水族館にも展望台にも入ったことはない


近いから「いつでも」行ける

と意識は蔑ろになり

わざわざ高いお金を払って展望台に登る必要もない

とすら思っていた


「いつでも」という意識が

本来”大切であるもの”や”素晴らしいもの”の

価値を下げてしまっていることに気付かない


地方や海外、遠方から観光で訪れる方達は

“この機会に”と、こぞって体験する


逆も然り


僕みたいな東京もんが京都に行って

地元の人は見向きもしない京都タワーにわざわざ登ってみたりする


遠くのものは良く見える

近くのものに関心は薄い


それでも、その関心の薄いものは

いつのまにかシンボルになっていたりする


昨晩、今更ながら

ライトアップされた東京スカイツリーを見て

あぁ、すごく良いな、綺麗だな

上からの景色を見てみたいな

と思った


距離にすれば、近くて簡単に実現するような気がするけど

いつそのものが無くなってしまうか

いつ自分が行けなくなるような状況に陥るかもわからない


「いつでも」「いつでも」とは限らない


大切なものは近くにある


見逃さないように

見失わないように


「いつでも」と思ったら

しっかり見つめ直してみよう