2026/01/08 11:06




ヒリつく空気の散歩道

「絶対零度」という言葉が頭に過ぎる


-273.15°C(絶対零度)


物質を構成する原子や分子の熱運動が

理論上完全に停止して

これ以上下がることのない最低温度


どんな世界なのか


生命が存在出来ないということは想像できる

熱運動が停止するということは

エネルギーも存在しない

波動も起きないだろう


そもそも観測者であれば理解できるけど

当事者にはなれない

感じることさえ出来ない


でも、「絶対零度」は

量子力学の”不確定性原理”により

どうやら実現は不可能らしい


量子力学の“不確定性原理”というのは

「絶対零度」では全ての運動が止まるはずだけど

量子力学によると粒子というものは完全に静止できず

「零点振動」と呼ばれる微細な運動を続けてしまうから

ということ


つまり「絶対零度」は、存在しない

現状定義されているに過ぎないとも言える

そこに浪漫を求めて実現を目指す研究者もいる


ちなみに、宇宙で最も寒い場所は

摂氏マイナス272度という超低温の天体である

“ブーメラン星雲”だそう


地球から約5000光年離れた

ケンタウルス座にあるこの星雲の温度は

「絶対零度」からわずか1度高いだけ


この星雲を覗いたら

少しは「絶対零度」の世界を知ることが出来るだろうか